エスペックエンジニアリングベトナム - 熱衝撃テストサービス

1.冷熱衝撃テストとは?

    機器や部品、またはそれらを構成する材料は、急激な温度変化の繰り返し状態（例えば、機器を温度差の激しい場所で出し入れしたり、寒冷地で間欠動作させる場合がこれに該当します。）にさらされると、動作特性が変化したり、物理的な破壊を起こす恐れがあります。冷熱衝撃装置は、このような急激な温度変化に対して、機器および部品・材料がどのような変化を起こすかを試験することです。

    小型電子部品の品質特性評価試験・研究用や半導体生産ラインでの大量スクリーニング用として使用されています。

2.対応可能な主なテスト規格。

 IEC 60749-25

    半導体デバイス – 温度サイクル

 IEC 60068-2-14 Na

    環境試験 – 温度変化

 IEC 61747-5

    液晶および固体ディスプレイデバイス - 環境、耐久性、機械試験方法

 MIL-STD-883

    軍事規格、マイクロ回路 - 試験規格

 IPC-TM-650 2.6.6

    温度サイクル、プリント配線基板

 SAE J1879

    自動車アプリケーションにおける半導体デバイスの堅牢性検証ハンドブック

 JASO-D902

    自動車用電子機器の耐久性試験方法

 EIAJ ED-4701

    半導体デバイスの環境試験および耐久試験方法（一般）

 EIAJ ED-4702

    半導体表面実装デバイスの機械的ストレス試験方法

 EIAJ ED-7407

    CSP、BGAパッケージ実装時の環境・耐久性試験方法

5.エスペックエンジニアリングベトナムのテストサービス.

   弊社では小型、少量試料の冷熱衝撃試験に特化したＴＳＥ－１２―Ａを保有しており、JIS60068-2-14、MIL-STD-883、JACO-D902などの試験が可能です。

    試料は資料かごに入れ、テストエリアにセットします。

   低温槽と高温槽は、それぞれテストエリアを介してつながっています。このテストエリアが上下移動することにより、高温さらし試験と低温さらし試験の切り替えを行います。

    上記規格以外にもお客様独自の試験条件でのテストも実施可能です。

     まずはお問い合わせいただきますようお願いいたします。